超遅球を見送った後で…佐藤輝明が先制弾 プロ野球オールスター

2026/07/28 21:19 

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 ◇○全パ7―5全セ●(28日・東京ドーム)

 打った瞬間、確信する当たりだった。佐藤輝明(阪神)が引っ張った打球は、右翼ポール際のバルコニー席まで届く先制本塁打。お祭りの幕開けを告げるような豪快な一発だった。

 各球団の人気選手が集い、普段とは違う「2番・右翼」で先発出場した。一回1死から、先発・伊藤大海(日本ハム)が投じた初球は50キロの超スローボール。「来るんじゃないかと思っていた」と落ち着いて見送ると、2球目の147キロの直球を空振りした。約100キロの球速差にほんろうされながらも、5球目の直球を捉えた。佐藤は「いつも敵のみんなに喜んでもらって良かった」と球宴ならではの喜びをかみしめた。

 現在、打率と打点はリーグトップで、本塁打も22本と、24本の森下翔太(阪神)に続く2位。3冠王も狙えるスラッガーはフル出場し、守備でも三回に右翼線への打球を処理して中継プレーで走者をアウトにするなど攻守に躍動した。

 試合前に行われた本塁打競争では清宮幸太郎(日本ハム)、森下を続けて破り、29日の決勝に駒を進めた。スター選手が一堂に会する中、その存在感はひときわ輝いていた。【村社拓信】

毎日新聞

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