ブーイングもどこ吹く風 優勝選手の隣に居座るトランプ氏 W杯

2026/07/20 14:26 

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 歓喜と悲しみが交錯していた空気が一変した。19日(日本時間20日)に米ニューヨーク・ニュージャージー競技場であったサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の決勝後、トランプ米大統領と国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が登場すると、観客は大ブーイングをぶつけた。

 しかし2人はどこ吹く風。ほほ笑みながらスタンドに手を振り、優勝したスペインの主将、ロドリ選手に寄り添うようにW杯トロフィーを手渡した。

 トランプ氏は、スペインの選手たちが壇上に並んでも厚顔ぶりを発揮し、自身も主役のようにその場にとどまり続けた。

 インファンティノ氏が駆け寄って移動させようとした直後、ロドリ選手がトロフィーを掲げたため、スペインにとってクライマックスの場面の端にトランプ氏が入り込む格好になった。

 ◇政権の行動と相反するメッセージ

 決勝ではW杯史上初めて、ハーフタイムショーが行われた。ハーフタイムは競技規則では15分が上限としているが、約27分間を要した。

 前半終了後の7分あまり後から、人気歌手のマドンナさん、音楽グループ「BTS」、ジャスティン・ビーバーさん、シャキーラさんらが歌を披露。元サッカー・ブラジル代表ロナウドさん、現役復帰を表明したロナウジーニョさんらも登場した。

 ピッチ上には、「LOVE」の「O」の部分に地球をデザインした文字などが描かれた巨大な幕が敷かれた。大会期間中に米軍がイランに空爆を行うなどのトランプ政権の行動とは矛盾するメッセージが発信された。

 英放送局BBCの中継で元イングランド代表FWルーニーさんは、ショーで気に入った場面を聞かれると「一番良かったのは(ショーが)終わった時だ」と述べた。【ニューヨーク高野裕士】

毎日新聞

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