自己最高位の琴栄峰が7連勝 兄に大関…恵まれた稽古相手で力

2026/07/19 21:12 

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 ◇大相撲名古屋場所8日目(19日、IGアリーナ)

 ○琴栄峰 押し出し 一山本●

 自己最高位前頭7枚目の琴栄峰が2日目から7連勝だ。この日は初顔の一山本を一気に押し出し。「良かったと思います」と口調は静かなものの、納得の表情だった。

 低く当たって二本をのぞかせると、たまらずはたいた相手の動きに乗じて前へ。「小さく当たって来るので、中に入らせないように。どちらか(の腕)が入れば出ようと思った」。思い描いた通りの会心の取り口だった。

 幕内3場所目だった先場所は千秋楽まで優勝争いに絡んだ。3月の春場所後の春巡業で足腰を鍛えた成果は持ち前の美しい四股だけでなく、強さにも表れた。加えて今場所は、肩周りの筋肉などがたくましさを増している。

 師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「大関、関脇を相手にして番数も取り、体全体が大きくなっている」。大関・琴桜に実兄で関脇・琴勝峰が同部屋にいる強みか。巡業のなかった先場所後も相手に恵まれている部屋の稽古(けいこ)でさらに力を伸ばした。まだ、中日とはいえ優勝争いでトップに並んでいる。

 先場所は最終盤に3連敗。琴栄峰は、優勝争いなどについては「まだまだ早い」と素っ気ないが、取り口での存在感は確実に増している。【飯山太郎】

毎日新聞

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