田中碧「自分に腹が立つ」 ブラジル戦から一夜明け サッカーW杯
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の決勝トーナメント1回戦のブラジル戦で1―2で逆転負けし、大会敗退が決まった日本代表の選手たちが6月30日(日本時間1日)、取材に応じた。前日の試合で終了間際の2失点目に絡み、試合後に号泣した田中碧選手(27)=リーズ=は「悔しさと申し訳なさがずっとある」と、肩を落としながら語った。田中選手はブラジル戦後、ショックを隠しきれない様子で取材に応じていなかった。
田中選手はブラジル戦の後半追加タイム、自陣深くでボールを奪った後に相手に奪い返され、その後パスをつながれた結果、日本は2点目を奪われた。
その時の心境について、田中選手は30日、「あそこでクリアして、あの瞬間負けなかったことはできたかもしれない。別に(パスを)つないでカウンターをしたかったわけでもない」と振り返った。試合に対しては「自分の力がまだまだ足りなかった。後半はゼロ(失点)で進めるのがノーマルなので、それができなかったのは自分の責任」と話した。
他の選手たちから励ましを受けたことなどについては「自分のせいではないと言ってもらえて、うれしいわけでもない」と複雑な思いを吐露した。また「すごく自分に腹が立つ。自分が本気で優勝するチームに値するプレーヤーじゃなかっただけ」と率直に話した。
2点目の失点シーンは「もう(映像は)見返さないと思う」と思いを打ち明け、心の傷の深さをうかがわせた田中選手。今後は「W杯で感じた悔しさはW杯でしか晴らせない。やはりW杯は特別な舞台。本当に優勝できるようなチームの一員としての実力をつけられるかどうかだと思う。まずはそこに全力で向き合いたい」と意欲を語った。【ヒューストン高野裕士】
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