W杯ユニホームの売り上げ、前大会の1.7倍に デザインも人気
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の1次リーグ初戦で強豪オランダと引き分けた日本。21日にはチュニジア戦が控える。期待とともにユニホーム人気も高まり、販売元のアディダスジャパンによると、レプリカのホームユニホームの売り上げは発売後30週の比較で前回カタール大会(2022年)の1・7倍に伸びた。アウェーユニホームは同11週の比較で29倍に達し、スポーツ店店員は「デザイン性も受けている」と話す。
「親善試合など日本代表の話題があるごとに来客が増えてきたイメージ。オランダ戦後にはさらに増えました」。スポーツ用品店「ヴィクトリア新宿店」の清水紫さん(29)は振り返る。
海外の強豪クラブで活躍する選手が大多数を占めるなど、今大会の日本代表はもともと「歴代最強」との呼び声が高かった。その期待を裏切ることなく、新ユニホームを着用し始めた25年11月のガーナ戦では2―0で勝利し、その後も、強豪イングランド戦での歴史的勝利を含め対外試合で負けなしが続いている。
デザイン性の高さも人気を後押ししている。「水平線」がコンセプトのホームユニホームは、チームカラーの青の下地に複数の白の線をあしらって空と海を表現。白のアウェーユニホームは、11色の縦線で選手の個性などを表す。価格はともに、前回より2200円高い1万3200円(消費税込み)となっている。
ヴィクトリア新宿店では5月下旬から特別スペースを設置して順調に売り上げを伸ばし、5月31日のアイスランド戦勝利を機に来店が加速。W杯でオランダとの初戦を終えると、電話などでの問い合わせも急増しているという。アウェーユニホームは品切れ状態だ。
オランダ戦後に同店を訪れた大学生の伊藤大紀さん(21)は「オランダ戦は1人で見て興奮した。次のチュニジア戦は昼に行われるので、友達と代表のユニホームを着て盛り上がりたい」と笑顔を見せた。【木村敦彦】
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