入院、手術から数カ月 Honda熊本の江頭が殊勲弾 都市対抗

2026/06/08 18:35 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ◇第97回都市対抗野球大会九州地区2次予選(8日、熊本市・リブワーク藤崎台)

 ◇第2代表決定戦 ○Honda熊本4―3JR九州●

 ほんの数カ月前には野球から離れざるを得なかった選手が、今季公式戦初スタメンで「社会人では公式戦初」という一発を放った。Honda熊本の2番・江頭且行が1点を追う八回に決勝の逆転2ランを放った。

 2死一塁。マウンドにいたJR九州の今村拓未はそれまで3死球を出していたが、さらに内角を突いてくると江頭は読んでいた。果たして初球は内角。「完璧な内容でした」と引っ張った打球は左翼フェンスを越えた。

 入社5年目の江頭は2月、試練の時を迎えた。体調を崩し、約1カ月入院し、手術を受けたのだ。「野球ができなくてつらかった」と江頭。ただ、「待っているから、焦るな」というチームメートたちの言葉が支えになり、復帰にこぎつけた。

 そしてこの日の大一番。「力強い打撃がある」と考えた渡辺正健監督の抜てきに応えた。

 今予選の敢闘賞にも選ばれた江頭。「野球に戻れたことがうれしい。(周りに)勝たせてもらった感じ。本大会は周りを支えます」と感謝を胸に東京ドームに臨む。【林大樹】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報