巨人、史上初「生え抜きではない」指揮官 橋上コーチが監督代行

2026/05/26 21:12 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 辞任した阿部慎之助前監督(47)に代わって、橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)が監督代行として指揮を執ることになったプロ野球・巨人は26日、同日開幕のセ・パ交流戦、ソフトバンク戦に向け、東京ドームで練習した。

 巨人は、代行を含む監督は全て生え抜きの選手が務めてきた(初代の藤本定義監督らアマチュア球界から直接就任した人を除く)。橋上監督代行は、現役時代はヤクルトなどで活躍。90年以上の歴史がある球団で初めて、巨人でプレー経験のない指揮官となった。

 阿部前監督の東京・安田学園高の先輩でもある橋上監督代行は午後2時ごろ、グラウンドに姿を見せ、選手やコーチと言葉を交わした。練習後、取材に応じた橋上監督代行は「(辞任は)大変残念だが、致し方ないこと」と述べた。阿部前監督とは25、26日と連絡を取ったといい、「(阿部前監督は)ただただ『申し訳ない』とのことだった」と明かした。

 練習前に1軍選手らを集めてミーティングを開き、「野球選手である以上は、どんな状況下でも全力を尽くし、目の前の試合を戦っていくことだけは『確認してやっていこう』と伝えた」という。今後については「100試合ぐらい残っているし、応援してくれている、たくさんの方に恥じないよう、できることを精いっぱいやって、一つでも多く勝てるように頑張りたい」と語った。

 主将の岸田行倫選手(29)は「僕たちは今まで通りやることは変わらない。しっかりいいプレーができるよう、目の前の一試合一試合を全力で戦っていきたい」と話した。橋上監督代行らとのミーティングについては「野球選手として、しっかり一試合一試合、『全力で戦っていく』ということを再認識できた。そういう気持ちで今日からまた戦っていきたい」と述べた。

 主力の戸郷翔征投手(26)は「いろいろ思うところはあるが、目の前の勝利に向かっていくのが一番。チームで団結して戦っていきたい」と前を向いた。【飯山太郎】

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報