「打てる捕手」期待のソフトバンク・山本祐大 移籍後初本塁打

2026/05/22 21:44 

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 ◇ソフトバンク10―0日本ハム(22日・みずほペイ)

 ソフトバンクは大量得点で大勝したが、小久保裕紀監督が勝因に挙げたのは、今月12日にDeNAからトレードで加入した山本祐大の移籍後初となるソロだった。「打てる捕手」として期待されるニューフェースの快音がチームを勢い付けた。

 2点リードの七回。1死走者なしで迎えた第3打席だった。日本ハム・達孝太の甘い変化球を振り抜くと、打球は左翼席へ飛びこんだ。この一発が呼び水となり、打線は一挙8得点で試合を決めた。

 山本は普段、冷静な言動が目立つが、手応えが完璧だったのだろう。打った瞬間に雄たけびを上げた。「うれしかったです。プロ初ホームランと似てる感じ」と試合後もほおが緩んだままだった。

 DeNAでは2024年に打率2割9分1厘をマークし、チームの日本一にも貢献。ベストナインも獲得した実力者だけに、捕手の打力不足を案じていたソフトバンクにとってはうってつけの存在だ。

 移籍初日の13日にいきなりスタメン起用され、投手とのコミュニケーションや相手打者の分析など慌ただしい日々を送る。「寝付きが浅いですね」と苦笑しながらも、「でも当たり前の作業。出るからには責任を感じてやらないと」。

 ヒーローインタビューでは「初めまして。山本祐大と申します」と改めて自己紹介し、ファンの大きな歓声を浴びた。「(ファンは)温かいなって思います」。ソフトバンクのユニホームが早くもお似合いになっている。【牧野大輔】

毎日新聞

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