大関復帰の霧島が看板力士の役割 新関脇に雪辱 大相撲夏場所

2026/05/21 22:30 

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 ◇大相撲夏場所12日目(21日、東京・両国国技館)

 ◇○霧島 はたき込み 琴勝峰●

 大関に復帰したばかりの霧島が既に「看板力士」の役割を果たしている。前日に負け越した大関・琴桜がこの日から休場し、2横綱3大関のうち2横綱2大関が不在になるなかで、新関脇・琴勝峰を降して2敗を守り、堂々と優勝争いの先頭に立っている。

 過去の対戦成績は1勝1敗の五分。昨年7月の名古屋場所は平幕優勝した相手に上手投げで敗れていた。それだけに「自分を信じていった」という。

 琴勝峰の頭からの当たりを受け止める。相手の引きにも慌てず、左に回り込んで残してすくい投げ。体勢が崩れかかった琴勝峰を肩すかし気味にはたいて、雪辱した。

 本人も「体がよく動いている。稽古(けいこ)のお陰」と実感する。勝ち星を2桁に乗せても「ここからが大事」と気を引き締める。13日目は2敗で並ぶ平幕・琴栄峰と対戦する。

 2横綱2大関が同時に休場するのは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京開催になった2020年の11月場所以来で、実に5年半ぶりのことだ。

 当時も今場所と同じく2横綱3大関で、大関・貴景勝(現湊川親方)が13勝2敗で並んだ小結・照ノ富士(現伊勢ケ浜親方)との決定戦を制して、2回目の優勝を果たした。

 今回も一人大関の霧島が異例の場所を制するか。【武藤佳正】

毎日新聞

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