戦火に揺れた「平和の祭典」閉幕 日本はメダル4個 ミラノ冬季パラ
第14回冬季パラリンピックのミラノ・コルティナ大会が15日(日本時間16日)、閉幕した。1976年の第1回大会から半世紀の節目となったが、開幕直前に始まった米国とイスラエルによる攻撃でイラン選手団が参加を見送った。ウクライナ侵攻を続けるロシアと同盟国ベラルーシは出場が認められ、反発も広がった。戦火に揺れた「平和の祭典」は幕を下ろした。
閉会式はコルティナ・カーリング五輪競技場で開かれた。ウクライナは開会式に続き欠席した。ロシアとベラルーシについて、国を代表する形での参加を認めた国際パラリンピック委員会(IPC)の決定を批判していた。
日本は車いすカーリングの小川亜希選手(50)=チーム中島=とスノーボードの小須田潤太選手(35)=オープンハウス=が旗手を務めた。
日本勢はアルペンスキーの村岡桃佳選手(29)=トヨタ自動車=が銀メダル2個を獲得した。個人通算で11個とし、冬季では単独最多となった。日本の総メダル数は前回北京大会から3個減り4個。金は2002年のソルトレークシティー以来6大会ぶりにゼロだった。
大会組織委員会のジョバンニ・マラゴ会長は「戦争の太鼓や旗が勝っているように見える今、私たちはともに平和、友情、尊重、包摂について語り合った」とあいさつした。
次の冬季大会は30年にフランスのアルプス地域で開かれる。【コルティナダンペッツォ下河辺果歩、遠藤龍】
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