三浦知良「新たなゴールを福島の皆さんと喜び合いたい」 移籍会見
プロ41年目を迎え、次なる挑戦の場をJ3に決めた「キングカズ」が思いを語った。
サッカー元日本代表のFW三浦知良選手(58)が9日、東京都内で福島ユナイテッドFCへの加入記者会見に臨んだ。昨季まで所属したアトレチコ鈴鹿(三重)は日本フットボールリーグ(JFL)から地域リーグに降格。5年ぶりの復帰となるJリーグへの意気込みや、福島や鈴鹿への思いなどを語った。
福島には6月30日までの期限付き移籍で、背番号「11」のユニホーム姿を披露した。主な一問一答は次の通り。【川村咲平】
――福島に加入を決めた思いは。
◆J(リーグ)でプレーしたい気持ちが膨らんだ。関係者の熱い気持ちやチームのコンセプト、練習環境などすべてが(他のクラブを)上回っていた。
――Jリーグの「秋春制」移行を前に2月からの「百年構想リーグ」はJ2とJ3の計40チームが東西に分かれて争い、新たなスタートを切る。
◆J2もリーグに加わり、レベルが高いクラブが参加する中で自分たちも高めていける。楽しみにしている。良い緊張感で、良い準備をして2月の開幕を迎えたい。
――福島は東日本大震災の被災地で、3月11日に発生から15年を迎える。どんな思いがあるか。
◆15年前の(復興支援の)チャリティーマッチでゴールを決めた時、被災地の皆さんが喜んでくれたし、「勇気をもらった」という言葉をたくさんいただいた。自分自身にも印象に残るゴールになった。新たなゴールを福島の皆さんと一緒に喜び合いたい。
――2月に59歳となる。原動力は。
◆サポーターをはじめ、グラウンド上で支えてくれる関係者や選手、街で掛けてもらえる一つ一つの声が原動力になっている。年を重ねるほど(サッカーへの)情熱は増している。
――J3でプレーすることへの不安や葛藤はあったか。
◆自分が在籍した鈴鹿が地域リーグに降格してしまった。昨シーズンはけがで試合に出られず、J3からのオファーに決断は苦しい部分があった。
JFLより高いレベルでやるのは大変だが、自分がこのチームで生かされ、成長して試合に出て、チームの勝利のために活躍できたらいい。
――福島の印象や楽しみにしていることは。
◆これまでいろんな街に住んだ。行く前はいろいろ経験して、おいしいものを食べて、観光地も行きたいと思うが、結局サッカーばかりになっていた。
日本はどこに行っても、おいしいものがたくさんある。福島でいろんな人に(スポットを)紹介してもらいたい。
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