木製バットで左中間ソロ 花巻東の古城「監督に感謝」 明治神宮大会

2025/11/15 18:43 

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 明治神宮野球大会の高校の部は15日、東京・神宮球場で準々決勝があり、花巻東(東北・岩手)は崇徳(中国・広島)に3―1で競り勝ち、4年ぶりに4強入りした。

 花巻東の主将を務める4番・古城大翔(だいと)選手(2年)が木製バットで六回に先制の左中間ソロ本塁打を放った。

 日本ハム、巨人でプレーした茂幸氏を父に持つ古城選手の試合後の主なコメントは以下の通り。【武藤佳正】

 ◇花巻東・古城大翔選手

 <六回に先制ソロ>

 本当に崇徳さんの投手にかなり押されているとベンチで話していた。多少厳しい球でもいかないとダメだというのがあった。

 ホームランを狙っていたわけでなかった。どんな形でもつなげられたらいいと打席に入りました。真っすぐがインコース寄りに来て、払ったら入ったという感じです。

 手応えはすごく良かった。次の試合に向けても自信になったというのはあります。

 日ごろから最後まで振り切ることが習慣になっていたおかげで打球が伸びたのかなと思います。

 <高校に入ってからの本塁打は>

 木製バットで21本目、通算では25本目。

 <1年夏から3季連続で甲子園に出場した。成長を実感する一打になった>

 春夏と甲子園を経験させていただいて、全国の舞台で長打がなかった。一本出たのは気持ちの面、打撃の部分でも成長したなとすごく感じている。

 熱心に指導されていたので、本当に(佐々木洋)監督に感謝したいというのが大きいです。

 <木製バットを使っている狙いは>

 金属バットだと軽く当てただけで飛んでしまう。自分は強く振るスタイルなので。

 木製だと当てるだけは飛ばない。しっかり体全体を使って打てば必ず打球は飛ぶ。

 <花巻東の先輩で米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が活躍している>

 翔平さんと同じユニホームを着てプレーできていることにすごく誇りを持ってます。

毎日新聞

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