プロ志望届を出していない佐々木麟太郎はなぜドラフトで指名可能か
今年は異色のドラフト候補が海外にいる。
米スタンフォード大の佐々木麟太郎選手(20)だ。岩手・花巻東高3年時にはプロ野球志望届を出さず、その後に渡米した。
なぜ今、プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議で佐々木選手が指名対象として扱われているのか。
佐々木選手は米大リーグ(MLB)の制度上、来夏のMLBのドラフトから指名対象となる。
今年の夏、日本野球機構(NPB)がMLB側に確認したところ、MLBのドラフトで対象となる選手について、その前年に行われるNPBのドラフトでも指名が可能とのことだった。
一方、佐々木選手がプロ志望届を出さなかった2023年、NPBはドラフトの規約を一部改正した。
海外の学校に在学中の日本選手をドラフト会議で指名した際、選手との契約締結交渉期間を会議翌年の7月末日に延長。それまでは、会議翌年の3月末日までだった。
MLBのドラフトは7月のオールスター期間中に開かれる。
つまり、海外の学校に在学している日本選手は、日米のドラフト双方で指名を受けた上で、進路を選ぶことも可能になる。
仮に23日のNPBのドラフトで佐々木選手が指名を受けたとしても、早期には入団の可否が決まらない可能性がある。
佐々木選手は岩手県北上市出身。中学時代は大谷翔平選手(ドジャース)の父徹さんが監督を務める「金ケ崎リトルシニア」でプレーした。
自身の父洋さんが監督を務める花巻東高では春夏合わせて甲子園に2回出場。3年夏は8強入りした。高校通算140本塁打。24年秋に米スタンフォード大に進学した。【岸本悠】
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