男子やり投げ・崎山「帰ってきたい。絶対に」 視線は前へ 世界陸上
◇陸上世界選手権(17日、東京・国立競技場)
◇男子やり投げ予選A組15位=崎山雄太(愛媛競技力本部)
3回の投てきが終わると、他の選手の試技が続く中、崎山雄太は頭にタオルをかぶり、悔しさをあらわにした。
1投目は76メートル30、2投目はファウルに。3投目で77メートル61をマークしたが、決勝進出ラインの84メートル50には遠く及ばず、上位12人にも入ることがかなわなかった。「情けないの一言に尽きる。ふがいなさ過ぎて、自分にイラついている」
初出場だった前回2023年ブダペスト大会は3投全てファウルとなり、記録なしに終わった。大会後には右すねの疲労骨折が判明し、さらにアキレスけんの痛みも発症した。昨夏のパリ・オリンピック出場には届かず、度重なるけがに苦しんだ2年だった。
そんな中でも7月の日本選手権では、日本歴代2位となる87メートル16を記録。今季世界ランク5位の好記録で、今大会のメダル候補に浮上していた。
だが故障箇所に不安を抱えたままの出場で「体が無意識的に脚をかばってしまった」と実力を発揮できなかった。
2大会連続の予選敗退となったが、「ポジティブに捉えれば伸びしろがあるということ」と3年後のロサンゼルス五輪へ視線を向ける。「身も心も強くなって(日本代表に)帰ってきたい。絶対に帰ってこないといけない」と世界へのリベンジを強く誓った。【磯貝映奈】
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