正代が5年ぶり1敗での給金直し 今は「伸び伸びと」 大相撲秋場所
◇大相撲秋場所9日目(22日、東京・両国国技館)
◇○正代 押し出し 翔猿●
大関経験者の正代が9日目で勝ち越しだ。1敗での給金直しは、大関昇進前で東京開催だった2020年7月場所以来、5年ぶりとなる。ただ、優勝争いについては、「もう少し星が伸びれば意識するが、(今は重圧に感じるので)意識したくない」と苦笑いを浮かべた。
体当たりから翔猿の右を抱え、強引に振った。きまりかかった腕を振りほどいた相手の体勢が崩れたところを鋭く前に出て、一気に勝負を決めた。
20年秋場所の覇者でもある。13勝を挙げて初優勝を飾り、場所後に大関へ昇進したが、23年の初場所で関脇に落ちた。13場所在位した大関時代は「根本的に充実していなかった」と振り返る。理由は「負けると『明日も負けたらどうしよう』と悪い方へ行った。メンタルが強い方ではないので」。
今年の初場所から平幕暮らしが続くが、今は「負けても『明日がある』と思える」。
早い勝ち越しにも、「6勝目が一番うれしかった。7勝目を挙げたら(次から勝ち越しが懸かり)『ああぁ』と思った」。何事も重圧と感じてしまう一方、現在の自分を「伸び伸びと相撲が取れている」と評する33歳の実力者。自らの「弱さ」とも向き合い、我が道を歩んでいる。【飯山太郎】
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