「TDKユニホーム」で初の都市対抗に 前回久慈賞投手、小島が先発

2025/08/30 11:20 

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 第96回都市対抗野球大会は第3日の30日、東京ドームで東京都・鷺宮製作所―にかほ市・TDKの1回戦があり、にかほ市の先発マウンドには、前回大会で仙台市・JR東日本東北の補強選手として準優勝に貢献し、久慈賞(敢闘賞)を獲得した小島康明投手が上がった。

 前回大会で小島投手は5試合中3試合に先発。いずれも5回以上を投げて大会出場選手で最多の2勝を挙げ、防御率2・55を記録した。直球とチェンジアップを巧みに投げ分ける投球術が光った。

 茨城・下妻二高、東京農業大を経て2022年に活動を休止した山形市のきらやか銀行で8年間プレーした経験も持つ。今回初めてTDKのユニホームを着て都市対抗出場を果たした。

 小島投手は、軽快な演奏と「やすあきー」という声援を受けてマウンドへ。一回に140キロ台半ばの速球と緩い変化球を駆使して二つの三振を奪って無失点に抑えたが、二回にNTT東日本からの補強として呼ばれた東京都の向山基生選手に2ランを浴びた。【黒詰拓也】

毎日新聞

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