けいれんに座り込み 暑さ対策の2部制初戦で熱中症か 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場で1回戦があり、第1試合で仙台育英の選手が熱中症とみられる症状により相次いで途中交代した。
鳥取城北との1回戦。七回裏の守備前に、捕手の川尻結大選手(3年)が脚を気にするそぶりを見せ、治療のためベンチ裏に下がり、試合が中断した。川尻選手はその後、一度は出場したが、イニング終了後に座り込み、八回表の打席で代打を送られた。
川尻選手は試合後、大会本部を通じて「きょう迷惑をかけてしまった分、次の試合ではしっかり取り戻して、勝ちに貢献できたらと思います」とコメント。両太もも、両ふくらはぎなどにけいれんが見られ、熱中症の疑いと診断された。救護室で点滴などの処置を受けて、宿舎に戻った。
八回裏の守備終了時には右翼手の田山纏選手(2年)がポジションの近くで座り込み、九回から交代した。
仙台育英の須江航監督は「体調は悪くなかった。突発的につった感じ。バイタリティーが出過ぎていた。睡眠も栄養もうまくとれていた。次(の試合)に出られないとか、そういうダメージが大きい熱中症ではない」と説明した。
また田山選手が座り込んだ際に鳥取城北の選手が駆けつけ、治療に協力したことに触れ「城北の子たちが優しくて、足を伸ばしたり、水をくれたりした。僕たちもそういう振る舞いを実践しないといけないなと思いました」と感謝した。
今大会は暑さ対策のために開始時間を午前と夕方に分ける2部制を前回大会に続いて実施し、第1試合は午前8時開始だった。【生野貴紀、皆川真仁】
-
暴力事案の広陵は「出場判断に変更なし」と大会本部 夏の甲子園
第107回全国高校野球選手権大会に出場している広陵(広島)で起きた暴力事案で、大会本部は6日、「(広陵の)出場の判断に変更はない」と発表した。 SNS(交流…スポーツ 7時間前 毎日新聞
-
開星・野々村監督「だんだん」 タイブレークサヨナラに島根の方言で
全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、開星(島根)が宮崎商に延長十回タイブレークの末に6―5で勝利し、14年ぶり…スポーツ 11時間前 毎日新聞
-
金足農エース・吉田大輝が3番手で登板 輝星投手の弟 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場で1回戦が行われ、金足農(秋田)のエース右腕・吉田大輝投手(3年)は0―0の五回2死三塁、3番手で登板した…スポーツ 11時間前 毎日新聞
-
「二刀流」やめました エース交代、天理の意図は? 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会に3年ぶり30回目の出場を果たした天理(奈良)は今夏、投打「二刀流」での選手起用をやめている。 今春の選抜大会に続き、春夏連続で甲子園…スポーツ 12時間前 毎日新聞
-
鳥取城北・加藤監督「流れも何も…完敗です」 夏の甲子園
全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、鳥取城北は仙台育英(宮城)に0―5で敗れ、13年ぶりの初戦突破はならなかっ…スポーツ 13時間前 毎日新聞