開星・野々村監督「だんだん」 タイブレークサヨナラに島根の方言で
全国高校野球選手権大会は第2日の6日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で1回戦があり、開星(島根)が宮崎商に延長十回タイブレークの末に6―5で勝利し、14年ぶりに初戦を突破した。開星の野々村直通監督の試合後の主なコメントは次の通り。
◇開星・野々村直通監督
感動しました。粘り強い魂のあるチーム。甲子園でこんな試合ができて本当にうれしいですね。期待するのでなく、選手たちに任せています。やってきたことを出してくれたら、もういいよって言っているので。子供たちはいろんなケースを考えてサインプレーなどを練習してきた。感謝しています。
<タイブレークの接戦を勝利した。延長十回のサヨナラ犠飛の場面を振り返って>
だんだん(島根の方言でありがとう)、ありがとうございます。(守備から途中出場したサヨナラ打の前田翔太選手は)あの子は1番練習する子。真面目できちっと生活をしている。
レギュラーの力はまだないけれど、もうひたむきにいつも残って練習してきた。だから、守備はいつも練習している前田だなと思って、途中出場させたら、運命的に回ってきた。
最後に意地であそこまで距離を出したかな。代走も一番チームで足の速い子に交代していた。ラッキーでしたね。
<延長十回裏の攻撃が無得点であれば、継続試合となった可能性が高かった>
タイブレークだから、このまま行くんだろうと思っていた。(継続試合なら)応援なんかどうするんだろう。良かったです。
<2012年に監督を退任し、20年に復帰してから初勝利を挙げた>
もう野球は60歳で終わっていました。私は画家になっていましたからね。(復帰後は)マナーのいい、あいさつもできる、きちっとした野球部にして1、2年でバトンタッチするつもりだったんですが、なかなかね……。
昔は俺についてこいみたいな、昭和の野球でした。だけど、今年(12月に)74歳です。もう(選手は)孫ですからね。今は俺を連れてってくれよみたいな雰囲気です。もう、子供たちに甲子園に連れてきてもらって、この景色の中で、このユニホームを着られるとは思わんし、勝てるとも思わなかった。そんな時が来るとは。
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