天気が良くても継続試合になる可能性 理由は? 夏の甲子園
5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した第107回全国高校野球選手権大会は、春夏の甲子園大会で初めて、継続試合が発生する可能性がある。
前回大会で初めて導入した、暑い昼間を避け、朝と夕方に分けて開催する2部制は、一部の4試合日に広げた。
対象は大会第2日(6日)、第3日(7日)、第5日(9日)、第6日(10日)。大会主催者は、開始予定時間を第1試合は午前8時、第2試合は午前10時半、第3試合は午後4時15分、第4試合は午後6時45分と設定しているほか、試合が長引くなどした場合に継続試合とするタイミングも設定している。
最も暑い時間を避けるために、第2試合は午後1時半から新たなイニングに入らず、同45分を過ぎればイニングの途中であっても一旦、打ち切る。
午後1時半から新たなイニングに入らないのは、イニング途中の打ち切りを避けるためだ。
夕方の部については、試合終了時間が深夜にならないよう、午後10時を過ぎると原則、新たなイニングに入らない。
第1、第3試合が長引けば、第2、第4試合の開始時間がそれぞれ遅れるため、継続試合に入る可能性が増してくる。
一方、大会第4日(8日)は午前のみ2試合、第7日(11日)と第8日(12日)は3試合のみを予定し、日程に余裕を持たせている。
主催者は「(新たな)規定を設けたため、継続試合になる可能性はあると思っている。継続試合が起きた場合に備え、そこで実施するために2試合日や3試合日を置いている」と説明する。
継続試合は打ち切られたイニングに関係なく、翌日以降に引き続いて試合を行って勝敗を決める。一般的に雨など悪天候で継続試合となるケースはあるが、2部制の影響となれば珍しい事態になる。
甲子園大会では2022年春から継続試合が採用されているが、実際に突入した例はない。【長宗拓弥】
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