ロッテの2軍施設移転 千葉・君津と協定 三つの野球場や寮を建設へ
プロ野球・千葉ロッテマリーンズと千葉県君津市は10日、ロッテ2軍施設の同市への移転に関する基本協定を結んだ。2軍用のスタジアムなど三つの野球場や選手寮を建設する。2030年シーズンまでの使用開始を目指す。
移転事業の内容や役割分担を定めた基本協定書などによると、用地は、同市貞元の約14・8ヘクタール。JR君津駅の南約1キロと、駅から徒歩圏にある。現在は農地である用地を、市が取得する。
観客席付きのスタジアム、観客席のない野球場2面、屋内練習場やクラブハウスを整備する。スタジアムの規模について、球団の高坂俊介社長は「できれば2000~3000人が入れる場所を作る必要がある」と語る。主要施設を市が整備して、ロッテが使用料を支払う予定だ。
ロッテの2軍はさいたま市南区の「ロッテ浦和球場」などで活動してきた。しかし、浦和球場が老朽化した上、試合のできるグラウンドが1面しかなく、手狭だった。
チーム強化に向け、ロッテは24年2月、1軍本拠地のZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)から車で約1時間圏内の自治体を対象に、移転先を公募した。応募のあった31の自治体から君津市を選んだ。
この日の締結式では、高坂社長と石井宏子市長が基本協定書に署名した。石井市長は「誘致により新たなまちづくりを展開し、街中のにぎわいを創出する。子どもたちが夢を描き、人々の健康増進にもつながる効果もある」と期待した。
高坂社長は「チームのみならず、市民、地域の方々にとっても良いものとなるよう、しっかり取り組んでいきたい」と語った。
【宮田哲】
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