<もっと社会人野球>3連覇懸かる日本製鉄鹿島 17日開幕のJABA日立市長杯

2025/04/10 12:30 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 社会人野球の第47回JABA日立市長杯が17日、開幕する。予選リーグは茨城県の日立製作所野球場、常陸大宮市民球場、ひたちなか市民球場で16チームが4組に分かれて総当たり戦を行う。各組1位が進出する準決勝は20日、決勝は21日、日立製作所野球場で行われる。

 ◇若手期待の日立製作所

 3連覇を目指すB組の日本製鉄鹿島はJABA静岡大会予選リーグで3連敗し、1試合平均6失点の投手陣を立て直せるかがポイントになる。ENEOSは3月に行われた激戦区・神奈川の春季企業大会で3連勝し、勢いに乗る。静岡大会優勝のJR東海も同じ組に入っており、混戦模様だ。

 A組の日立製作所は地の利を生かせるか。世代交代が進み、2年目の吉川海斗ら若手に期待がかかる。

 C組は、昨夏の都市対抗で8強入りした日本通運が軸になりそうだ。SUBARUの小川信新監督の采配も注目される。

 D組のJR東日本はJABA東京スポニチ大会でともに2本塁打の高橋隆慶、山内慧ら強打者がそろう。エイジェックは新人17人が加わり、チーム内の競争は激しさを増している。

 優勝チームには、10月28日に開幕する日本選手権の出場権が与えられる。【武藤佳正】

 ◇JABA日立市長杯出場チーム

 A組(日立製作所、セガサミー、ニチダイ、日本製鉄東海REX)B組(日本製鉄鹿島、ENEOS、トヨタ自動車東日本、JR東海)C組(SUBARU、日本通運、大和高田クラブ、沖データコンピュータ教育学院)D組(エイジェック、JR東日本、日本製紙石巻、ジェイプロジェクト)

毎日新聞

スポーツ

スポーツ一覧>

注目の情報