甲子園最速の健大高崎・石垣「自分のせいで負けました」 センバツ

2025/03/28 14:16 

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 選抜高校野球大会は第10日の28日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準決勝があり、前回王者の健大高崎(群馬)は横浜(神奈川)に1―5で敗れ、史上4校目の2連覇はならなかった。

 健大高崎は四回途中からリリーフで登板した石垣元気投手が、3失点で勝利を呼び込めなかった。石垣投手の試合後の主な談話は次の通り。

 ◇健大高崎・石垣元気

 昨秋(関東大会で)横浜に負けて、「負けないぞ」という雰囲気でやってきていたので、悔しい気持ちが一番です。

 <五回に集中打を浴びて3失点>

 力のなさを実感させられました。(相手打線が)真っすぐを張っているのは分かっていたんですけど、コースに投げれば抑えられると思いました。要求されたコースとは逆に行った甘い球を仕留められて、嫌な打線だなと思いました。自分は全然ダメでした。

 <大会前に左脇腹を痛め、万全ではない状態で大会に臨んだ>

 大会前にけがをして、チームに悪い流れを持ってきてしまいました。今日は自分のせいで負けました。

 <センバツでは最速、夏の甲子園を含めても最速タイ記録となる155キロを計測した>

 そこはよかったんですけど、力のなさを感じました。球速は捨てて、球の質にこだわってやっていこうと思います。

 <直球の質を磨くのか>

 そうです。やっぱり基本は真っすぐだと思うので。

毎日新聞

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