「ルッキズム」って何? 小学生の76%「気になる」けど…

2026/10/10 08:00 

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 「ルッキズム」という言葉を聞いたことはありますか。「最近太った?」「性格はいいのに」――。これらの言葉は「ルッキズム」という考え方から生まれ、人を傷つけているかもしれません。東京未来大学講師の大村美菜子さん(臨床心理学)に、どのようなことに気を付けたらいいか、教えてもらいました。

 ルッキズムは、人の見た目や容姿(顔や体形など)を基準に評価したり、差別したりする考え方や行動です。日本語では「外見至上主義」と訳されます。

 大村さんが小学生518人を対象に行った調査では「容姿が気になりますか?」との質問に76%が「はい」と答えました。大学生498人への調査でも、87%が「はい」と答えたそうです。

 小学生も高学年になると、自分の見た目が気になり始めるといいます。なぜでしょうか。大村さんは「大人に成長していく思春期で、体も心も変化する時期に入りつつあるからです」と話します。

 一般的に女の子は10歳ごろ、男の子は12歳ごろから、毛が生えたり、女の子は体がふっくらしたりするなど、それぞれに特徴的な体の変化が表れます。

 体の成長とともに、発言や行動も相手の気持ちを考えて、できるようになります。ただ、まだ成長途中のため、「最近太った?」など、目についたことをそのまま、言ってしまうこともあります。

 ルッキズムは、みなさんの生活のあちらこちらに潜んでいます。▽太っている、やせている、背が高い、低いなど体形をからかう▽見た目によるあだ名で呼ぶ▽「性格はいいのに」など見た目を否定することを言う――などの行動が当てはまります。

 大村さんは「ちょっとした一言や評価が、相手を傷つけることがあることを知ってほしいです」と話します。【毎日小学生新聞・山県章子】

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