大潮で熊本・八代沿岸が一部冠水 地震による土地沈降、液状化も

2026/08/13 18:23 

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 熊本地震により土地の沈降や液状化が確認された熊本県八代市の沿岸部で13日、潮位が高くなる大潮の影響で道路などが冠水した。大潮は16日にかけて続くため、国土交通省は満潮時の冠水や浸水に注意を呼びかけている。

 八代市の八代港近くでは満潮時刻に近い13日午前8時半過ぎ、徐々に上昇した海水が排水溝から道路上に染み出すように広がり、20分ほどで車道が幅十数メートルにわたって水につかった。道路脇には「通行注意」と書かれた立て看板が置かれ、トラックや車がスピードを落として慎重に走行していた。

 市内でいけす料理店を営む近宗道弘さん(63)は、遊漁船が停泊するエリアに海水が浸水する様子を見ながら「今までは大潮でもここまで海水が来ることはなかった」と驚いていた。地震の影響で海底にも隆起が見られるといい、「今の時期はエビやカニ、タチウオなどが取れるが、地震以降漁獲量がゴトンと落ちている。10年前の地震の次元じゃない」とこぼした。

 国交省によると、今回の地震の影響で県内の広範囲で土地が沈降し、八代市沿岸では約20センチの沈降が確認された。【栗栖由喜】

毎日新聞

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