北海道大がアイヌ遺骨収集を謝罪 「民族の尊厳を深く傷つけた」

2026/07/27 17:43 

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 北海道大は27日、過去の医学部のアイヌ民族研究や、アイヌ民族の遺骨などの研究目的での収集や保管など一連の行為について、「アイヌ民族の尊厳を深く傷つけ、心からおわび申し上げる」と謝罪する学長声明を発表した。

 声明によると、医学部は1931~77年、アイヌ民族の遺骨を対象に人類学の研究に取り組んだ。27日に新たに調査報告書を公表し、33~37年度に進められた研究で「特定の民族を身体的・精神的に劣っていると決めつけようとする姿勢が存在していた」などとした。

 さらに、アイヌ民族に対する差別や偏見を前提とした仮説の下の研究は「現代の学術研究としても否定されるべきもの」と批判。宝金清博学長は声明で「アイヌの人びとの尊厳を深く傷つけたことを、大学として重く受け止めています。遺骨と副葬品の収集を含めた一連の行為について、真摯(しんし)に反省し、心を痛めてこられたすべてのアイヌの人びとに対し、心からおわび申し上げます」と謝罪した。【森原彩子】

毎日新聞

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