北陸新幹線延伸、JR西日本「選定受け止める」 負担増の可能性も

2026/07/16 00:00 

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 北陸新幹線を運行するJR西日本は15日、与党整備委員会が延伸ルートを桂川案に決定したことについて、「一日も早い全線開業に向けた今回の選定を受け止め、安全で利便性の高い鉄道ネットワークづくりに努める」とするコメントを発表した。同社はルートの絞り込みを進めていた整備委に対し、利便性から「小浜・京都ルートの2案では、(京都駅付近を通る)南北案が最も望ましい」との見解を伝えていたが、与党の決定を受け入れる考えだ。

 一方、巨額に上る建設費の負担割合については今後も議論が続く。

 整備新幹線の建設費は法令に基づき、JRが支払う施設使用料(貸付料)を充てた上で、残りを国と沿線自治体が2対1の割合で負担する。京都府や京都市からは重い財政負担を懸念する声が上がっており、整備委は15日、自治体の負担軽減策の一つとして、JRが支払う貸付料の拡充を挙げた。

 JR西の倉坂昇治社長は10日の毎日新聞のインタビューで、貸付料の拡充について「経営を圧迫する方向での議論は避けていただきたい。コストがどんどん上がっている中、受益の範囲を超えるような負担はしがたい」としており、今後の議論を注視する考えだ。【国本ようこ】

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