勾留中の男性に暴行疑い 巡査長ら2人を書類送検 奈良県警

2026/05/22 20:02 

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 勾留中の男性に暴行したとして、奈良県警は22日、20代男性巡査と30代男性巡査長を特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検した。巡査は減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受け、自らの申し出で巡査長から降任した。巡査長は本部長訓戒とされた。

 県警監察課によると、2人は2025年10月に警察署の留置施設内の運動場で、勾留されていた20代男性のズボンを引き上げて下着を破ったとされる。さらに巡査は25年7~9月に5回以上、寝ている男性の顔をつかんだのに加え、下半身にアルコールを吹きかけるなどした疑いがある。

 県警留置管理課に26年2月、男性から「不適切な行為を受けた」との封書が届いて発覚した。2人は容疑を認め、巡査は「最初は注意するためにやっていたが、途中からは面白半分だった。警察官としてあるまじき行為で深く反省している」と話しているという。

 県警は監督責任として、2人の当時の上司に当たる40代男性警部を所属長注意、50代男性警部補を本部長注意とした。

 県警の中井義男首席監察官は「誠に遺憾でおわびする。指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。【池尻真希】

毎日新聞

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