カープ元選手「吸っている選手いた」 ゾンビたばこ使用で初公判

2026/05/15 12:36 

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 「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして医薬品医療機器法違反で起訴されたプロ野球・広島東洋カープの元選手、羽月隆太郎被告(26)の初公判が15日、広島地裁であり、被告人質問で羽月被告は「周囲にも吸っているカープ選手がいた」と供述した。

 被告人質問や検察側の冒頭陳述によると、羽月被告は2025年春、東京に遠征中に知人と行ったバーで、「よく眠れる」と誘われて初めてエトミデートを吸引した。

 当時、違法との認識はなかったといい、その後も知人から購入して多いときでは1日に2回ほど使用。最後に購入したのは25年10月で、広島カープの寮に郵送してもらったという。

 25年11月に、テレビの特集番組でゾンビたばこが違法と知り、家族からも使用をやめるように言われた。

 しかし、広島カープのチーム内で他にも吸っている選手がいたといい、「自分も大丈夫だと思った」とした。

 羽月被告は起訴内容を認め、「たくさんの方々に心配とご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」と述べた。

 検察側は拘禁刑1年を求刑して即日判決となり、地裁は拘禁刑1年、執行猶予3年を言い渡した。

 起訴状によると、羽月被告は25年12月16日ごろ、医療以外の用途でエトミデート若干量を自宅で使ったとされる。【西山夏奈】

毎日新聞

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