初日は2時間で…千葉・野田市役所に高校生運営のレストラン開店

2026/05/12 16:37 

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 千葉県の野田市役所8階に12日、地元の野田鎌田学園高等専修学校の生徒が調理、運営する高校生レストラン「のだかまキッチン」がオープンした。同校には調理師やパティシエを目指す調理高等科があり、レストランは授業の一環。珍しいレストランの開店とあり、多くの市民らが集まり、この日用意した120食は約2時間で完売した。

 2016年に不採算を理由に閉店したレストラン跡地を活用した。授業の都合で開店は火曜~木曜の週3日で、各日午前11時半~午後2時半。メニューは生徒考案の月替わり料理を含めて和洋中の9種で、値段は600~1200円と手ごろだ。

 正面入り口前で生徒4人が「笑顔で接客します」「おいしい料理をお届けします」などと宣言してレストランはオープンした。生徒らは、調理場では実習で磨いた料理の腕を振るい、フロアでは客を席に案内し、配膳をした。ともに3年の吉野沙優(さや)さん(17)は「食中毒を発生させてはならないと責任を感じる。将来はホテルで料理を作りたい」と話し、日下部梨華(りか)さん(18)は「接客やクレーム対応をこの場で学びたい。進学して家庭科教諭を目指す」と話した。

 以前のレストランにもよく食べに来たという野田市の高橋カツ子さん(82)は、あんかけ焼きそば(650円)を注文した。「どんなレストランになるか楽しみだった。野菜が硬い部分もあったけれど、おいしくて合格点。孫にも食べさせたい」と話した。【石川宏】

毎日新聞

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