強風の影響か 裏山の倒木が民家の屋根突き破る 和歌山・白浜

2026/05/04 14:07 

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 3日午後11時ごろ、和歌山県白浜町庄川の会社員、坂本秀之さん(51)宅で、倒木が屋根を突き破り、寝室のベッドに落ちてくる事故があった。当時、家の中には坂本さんを含め家族5人がいたが、けがはなかった。和歌山地方気象台によると同日深夜、町内では最大瞬間風速14・4メートルを記録しており、町は強風の影響もあったとみて調べている。

 倒木は近くの裏山に生えていたヒイラギガシとみられる。根元付近から折れて倒れ込み、木造平屋建ての屋根を貫通していた。事故当時寝室のベッドで寝ていた坂本さんは「どーんという大きな音がしたが、何が起こったか分からない状況で、体を起こせなかった。何かが上にのしかかっていると気づいたが、それが倒木で、数センチ落ちる場所がずれていたら、大変なことになっていたかもしれない」と恐怖の一夜を振り返った。また、坂本さんは「当時は風の音がかなり強く聞こえていた」と話している。寝室には屋根の破片が散乱し、被害のすさまじさを物語っている。坂本さん一家はその後、親戚宅に避難した。

 4日朝に現場を訪れて検分した大江康弘町長は「倒木の撤去や安全対策を含め、町として可能な限り復旧のお手伝いをしたい」と述べた。【大澤孝二】

毎日新聞

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