北海道・三陸沖の後発地震注意情報が終了 備えの再点検呼びかけ

2026/04/27 17:01 

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 20日の三陸沖を震源とする地震に伴い発表された「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は27日午後5時に終了した。27日午前5時23分ごろ、北海道浦幌(うらほろ)町で震度5強の地震が発生したが、気象庁によると、三陸沖の地震と直接の関係はないとみられ、注意情報の対象外。

 1週間にわたった「特別な備え」の呼びかけは終わったが、政府は平時でも巨大地震の発生が迫っているとして、家具の転倒防止など日ごろからの備えを推奨する。

 20日の地震は午後4時52分に発生し、規模はマグニチュード(M)7・7。最大震度5強の揺れを青森県階上(はしかみ)町で観測し、岩手県・久慈港に最大80センチの津波が到達した。総務省消防庁によると、北海道、青森、岩手の3道県で10人が重軽傷を負った。

 政府は大規模な地震が続けて起きる可能性が高まったとして、同日午後7時半、北海道から千葉県の計7道県182市町村を対象に、後発地震注意情報を発表した。

 政府は、社会経済活動を続けた上で、家具の固定や避難場所、経路の確認など日ごろの備えの再点検を求めた。すぐに逃げられる準備など「特別な備え」も呼びかけた。

 北海道・三陸沖後発地震注意情報は、日本海溝・千島海溝を震源とする巨大地震による被害を減らすため、2022年12月に運用が始まった。発表されたのは、25年12月に続き2度目。

 世界の統計に基づけば、M7級の地震から1週間以内に大規模な後発地震が起きるのは100回に1回程度とされる。11年の東日本大震災の発生2日前には、M7級の地震があった。【森田采花】

毎日新聞

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