京都11歳行方不明 府警が自宅近くの捜索を開始

2026/04/07 09:35 

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 京都府南丹市で3月から行方が分からなくなっている市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)について、府警は7日朝、安達さんの自宅周辺の別荘地で捜索を始めた。所持品などの手がかりがないか詳しく調べ、発見を急ぐ。

 府警は約60人態勢で、自宅に近い山間部にある別荘地を捜索。周囲には警察車両が多く集まり、規制線を張って調べている。

 府警などによると、安達さんは3月23日午前8時ごろ、園部小の近くで父親が運転する車から降りた後、行方が分からなくなったとされる。学校から欠席確認の電話を受けた家族が同日正午ごろに110番した。この日は卒業式で、6年生と5年生だけが登校していた。3月まで5年生だった安達さんも在校生として出席するはずだったが、登校しなかった。

 府警はホームページで安達さんの氏名や顔写真を公開し、これまでに延べ600人以上を投入して捜索を続けている。

 29日には、学校から北西約3キロの山中で、安達さんの通学用のリュックが見つかった。これまでに決定的な手がかりはなく、捜索範囲を広げていた。

 一方、園部小は6日夜、新6年生の保護者を対象に説明会を開き、約50人が出席した。卒業式の日、教員は安達さんが登校していないことを認識していたが、保護者への出欠確認連絡が約3時間、遅れた。説明会では、行方不明の把握が遅れたことについて芦刈毅校長が謝罪したという。

 市教委と学校は、関係機関と連携して登下校の見守りを強化したり、スクールカウンセラーの配置時間を増やしたりして、児童らのケアを進める。【大東祐紀、資野亮太、庭田学】

毎日新聞

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