告訴の弁護士、裁判開くよう申し立てへ 容疑者侮辱の検事不起訴

2026/03/30 20:46 

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 取り調べで「検察庁を敵視するってことは反社(反社会的勢力)や」などと容疑者を侮辱したとして、特別公務員暴行陵虐容疑で刑事告訴された検事(57)について、東京高検は30日、不起訴処分(容疑不十分)とした。高検は「著しい精神的苦痛を与える違法行為と認めるに足る証拠がなかった」としている。告訴した弁護士は取材に、処分を不服として裁判所に刑事裁判を開くよう求める付審判請求を申し立てる方針を明らかにした。

 検事は東京地検特捜部に所属していた2021年、太陽光発電関連会社「テクノシステム」(東京都)を巡る詐欺事件で、社長を取り調べた際に問題となった発言をした。最高検は24年に取り調べを「不適正」と認定。東京地裁も13日、社長を詐欺罪などで実刑とした判決で「不相当」と言及した。【五十嵐隆浩、佐藤緑平】

毎日新聞

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