台風の威力弱める将来へ一歩 新シミュレーション開発 東大など
大きな被害をもたらす台風などの気象現象。どのような人為的な操作をすればその威力をそげるのかをシミュレーションする新たな手法を開発したと、東京大と大阪大のチームが発表した。勢力を弱めたい程度を目標値として入力することで算出できるという。
気象現象を人為的に変化させる研究は、65年前に米国で空に細かなドライアイスなどの物質をまいて降雨を弱める実験をして以降、各国で進められてきた。実際に散布することは倫理面、環境面で問題があるとして、近年はコンピューターシミュレーションが主流だ。
ただし従来のシミュレーションでは、非常に大量の物質を空中にまいたり、巨大な構造物を置いたりと、操作が大規模になっていた。刻々と変化する状況に合わせ、リアルタイムの操作を提案しづらい課題もあった。特に操作による結果を調べることが目的で、目的の効果から逆算して操作を決めることができなかった。
研究チームは、観測データと気象状況を予測する数理モデルを組み合わせた世界で初めてのシミュレーション手法を考案した。目的とする効果を入力することで、必要な操作を求められる特徴がある。
例えば、中心気圧が980ヘクトパスカルほどの台風について、985ヘクトパスカルに勢力を弱める目標を設定。すると台風の目から250キロ離れた場所にある100平方キロの大気から1%弱の水蒸気を奪い続ければ、2日程度で効果が出るとの結果が出た。最大風速を5メートルほど下げられることも分かった。
チームの澤田洋平准教授(水文気象学)は「今回の研究で例示した操作は困難だが、設定を変えてシミュレーションを繰り返すことで操作がより小規模になり、現実に実施できる水準に到達できる可能性がある」と話す。
成果は米科学誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズに掲載された。【渡辺諒】
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