「核兵器廃絶は道半ば」 平和賞発表から1年、被団協が集会
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞授与が発表されてから1年となる11日、東京都内で集会「核兵器も戦争もない世界を求めて~記憶を受け継ぎ未来へ~」が開かれた。日本被団協など約30団体・個人でつくる実行委員会が主催し、オンラインも含めて約350人が参加した。
集会では、ノルウェー・オスロで2024年12月に行われた授賞式に参加した被爆者らの様子を収めたオープニング映像を上映。日本被団協の浜住治郎事務局長が「1年前の喜びや感動が今も続いているような思いだ。核兵器廃絶も、国による原爆被害への償いも道半ば。どう進めていけば実現できるか皆さんと考えていけたら」と語った。
その後、核兵器廃絶や戦後補償を求めて活動する10人が登壇したリレートークがあり、全国空襲被害者連絡協議会の黒岩哲彦弁護士が「空襲被害者救済法を(日米開戦の節目の)12月8日までに成立させたい。戦争という非常事態のもとで生じた被害は国民が等しく受忍しなければならないという受忍論を克服するために被爆者や戦争被害の犠牲者とともに努力したい」と訴えた。
20年に91歳で亡くなった日本被団協元顧問の岩佐幹三さんの証言を盛り込んで日本被団協の歩みを紹介する朗読劇も上演された。【椋田佳代】
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