大分・ヨット衝突事故 救助の男性死亡 身元は大分市の70歳と判明

2025/08/13 16:08 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 大分県津久見市の保戸島沖で13日朝、砂利運搬船とヨットが衝突した事故で、大分海上保安部は救助された男性の死亡が搬送先の病院で確認されたと発表した。男性は大分市の山本真さん(70)と判明した。

 事故は13日午前8時15分ごろ、保戸島から北東約2キロの海上で発生。砂利運搬船「第三十八さだ丸」(492トン)の船長から「ヨットと衝突した。ヨットが沈んだ可能性がある」と大分海上保安部佐伯海上保安署に通報があった。山本さんはヨットに乗船していたとみられ、午前10時ごろに保戸島北西約4キロで救助され、心肺停止の状態で搬送された。

 大分海上保安部によると、ヨットには複数人が乗船していたとの情報もあり、海上保安庁の巡視船や航空機に加え、民間の漁船が捜索に当たっている。【李英浩、山口泰輝、金将来】

毎日新聞

社会

社会一覧>

注目の情報