「落ち着くため」乗務中の車掌が列車内で喫煙 運行影響なし JR西

2025/05/23 22:17 

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 JR西日本は23日、60代の男性車掌が乗務中に喫煙していたと発表した。利用客からメールで通報があったという。車掌は同社の聞き取りに事実と認め、「落ち着くために吸った」と話している。列車の運行に影響はなかった。

 JR西によると、車掌は21日午前7時50分ごろ、京都線の上り快速列車(乗客約1000人)で新大阪―茨木間を走行中、最後部の乗務員室で電子たばこ1本を吸った。乗務中の喫煙は社内規定で禁止されており、同社は厳正に処分する方針。

 JR西の広報担当者は「お客様のかけがえのない命をお預かりしている車掌としてあるまじき行為。今回の事象を重く受け止め、再発防止に努める」とコメントした。【小坂春乃】

毎日新聞

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