勤務中にスマホゲーム、チームで対戦 警察官8人を懲戒処分 兵庫

2025/05/16 22:11 

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 兵庫県警は16日、勤務時間中にスマートフォンを使ってオンラインゲームをしていたとして、阪神方面の警察署に勤務する男性警部補(38)を減給(10分の1)1カ月、21~30歳までの巡査、巡査長の男女7人を戒告の懲戒処分にしたと発表した。

 県警監察官室によると、8人はいずれも同じ署の複数の交番に勤務していた。2024年10月31日から12月3日にかけ、それぞれの交番の休憩室などで、私用のスマホをつないで同じゲームを遊んでいた。チームを組んで対戦する形式で、1回の時間は最長20分程度だという。

 元々同じゲームで遊んでいた警察官同士で話がはずんだことが発端。ゲーム中でも事案の対応などは優先しており、業務には支障が無かったとしている。同年11月末に監察官室に「勤務中に交番でゲームをしている職員がいる」という匿名の投書が届いて発覚した。

 県警の土山公一・監察官室長は「警察官として許されない行為であり厳正に処分した。県民の皆様には深くおわびし、再発防止に努める」とコメントした。【柴山雄太】

毎日新聞

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