国内最大級、モエレ沼公園野球場誕生 両翼プロ本拠地より長く 札幌
札幌市東区のモエレ沼公園に、国内最大級の硬式野球場が誕生した。市営の屋外球場では初めてナイター設備を備え、世界的な彫刻家、イサム・ノグチによる公園の設計とも調和したデザインとなっており、アマチュア野球の新たな拠点として活用される。
正式名称は「モエレ沼公園野球場」で、4月27日から利用が始まった。
同球場は2000年の開場後、軟式野球場として使用されてきたが、市は硬式用に転用するため23年3月に改修工事を開始。総工費37億3300万円をかけ、今年2月に工事が完了した。
グラウンドは外野が天然芝で、両翼101・5メートル、中堅122メートル。両翼はプロ野球12球団の本拠地と比較しても最長だ。観客席は4025席で、新たに電光掲示板と6基のグラウンド照明を設置。一、三塁側に各2レーンの屋内ブルペンも設けた。
右翼方向に高さ52メートルのモエレ山を望み、直線的な照明設備や上空から円形に見えるデザインが特徴。市の担当者は「イサム・ノグチが手がけた公園全体のコンセプトの継承を考慮した」と話す。
札幌市営の屋外硬式野球場は、今年11月まで改修工事中の麻生球場(札幌市北区)と、来年度に改修が始まる円山球場(札幌市中央区)がある。新球場も両球場と並んでアマチュアの大会などで利用される予定だ。
球場を訪れた札幌市東区の男性(84)は「景色がよく、気持ちよい。散歩がてら週1回は訪れたい」と話した。【森原彩子】
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