東海道新幹線こだまで一時運転見合わせ 「座席に不審物」と119番

2025/05/11 15:55 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 11日午後0時50分ごろ、JR東海から「東海道新幹線こだま717号(東京発名古屋行き)の車内に不審物がある」と119番があった。新幹線は通報直後に愛知県安城市の三河安城駅に停止し、運転を一時見合わせた。

 消防などによると、乗客から「11号車の座席に不審物がある」と車掌に申告があったという。消防と警察が座席に黒い液体が入ったフタのついたプラスチック容器(高さ12・5センチ、直径4・5センチ)があるのを発見し、車外に搬出した。

 新幹線はその後、車内の安全が確認されたとして、午後1時40分に運転を再開した。JR東海によると、下り線5本の列車に20~48分の遅れが発生し、約3200人に影響があった。

 愛知県警は回収した黒い液体の成分について詳しく調べている。【式守克史】

毎日新聞

社会

社会一覧>

注目の情報