電子工作、宇宙と中継 「スシテック東京」10日に一般公開

2025/05/07 09:15 

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 東京都が持続可能な都市像を発信する国際イベント「SusHi Tech Tokyo 2025」(スシテック東京)が8~10日、東京ビッグサイト東展示棟4~6ホール(江東区有明3)で開かれる。都は未来体験パビリオンを出展。8、9日は投資家などが対象の「ビジネスデイ」(有料)だが、10日は無料の一般公開日「パブリックデイ」だ。都の担当者は「子どもも大人も楽しめます」とアピールしている。

 都の担当者によると、パブリックデイは未来の技術に触れる体験ができる。電子工作のワークショップは小学校低学年から参加可能で、高等専門学校の学生がサポート。また、科学工作体験として万華鏡を作るワークショップもある。

 AR(拡張現実)を使い、魔法のようなボールを放って敵を倒すというゲームや、会場に設置した特設コースを電力で走るレーシングカートで運転する体験、コミュニケーションロボットとの触れ合いコーナーもある。また、実際に動く、「機動警察パトレイバー」に登場するロボット(高さ約5メートル)に搭乗し、操縦体験(人数限定)も企画されている。

 ステージイベントでは、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の宇宙飛行士、大西卓哉さんと中継をつなぎ、トークセッションや未来の宇宙活動についてのディスカッションが開かれる。

 パブリックデイは10日午前10時~午後6時。【柳澤一男】

毎日新聞

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