柏崎刈羽原発 建屋内の監視カメラ映像表示できず 原因調査中

2025/04/29 13:19 

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 28日午後10時25分ごろ、東京電力柏崎刈羽原発7号機コントロール建屋2階の中央制御室にある使用済み燃料プールの監視カメラ1台の映像が表示されなくなった。東電は7号機の保安規定に定める運転上の制限からの逸脱と判断し、29日に発表した。冷却機能に問題はなく、水位・水温は既存の設備で対応できているという。

 東電によると、原子炉や使用済み燃料プールを監視するカメラなどの設備は複数ある。映像が映らなくなったのは、重大事故等対処設備に相当するサーモグラフィーの水位・水温を監視するカメラ。保安規定では1台は機能していることが求められている。東電は原因を調査している。【内藤陽】

毎日新聞

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