「この場所から平和を願う」 集団自決の「チビチリガマ」で慰霊祭
第二次世界大戦末期の1945年4月、米軍の沖縄本島上陸後に住民の「集団自決」が起き、83人が亡くなった沖縄県読谷(よみたん)村の自然壕(ごう)「チビチリガマ」で5日、遺族会主催の慰霊祭があった。遺族や地域住民らが参列してガマの中で手を合わせた。遺族を代表して与那覇徳市さん(82)=読谷村=が「戦争から80年たったが、これからもこの場所から平和を願っていきたい」と犠牲者に誓った。
沖縄戦では、45年4月1日に米軍が沖縄本島中部の西海岸から上陸し、近くのチビチリガマには住民約140人が逃げ込んだ。「捕虜になれば残虐に殺される」などと日本軍から教えられていた住民は翌2日に毒薬を注射したり、毛布に火を付けたりして集団自決した。83人が犠牲になり、そのうち約6割が18歳以下の子どもだった。
一方、同じ集落内にあるシムクガマでは、ハワイ帰りの住民が「米軍は捕虜を殺さない」と他の避難者を説得。ガマにいた約1000人が投降し、米軍に保護された。
慰霊祭に参加した天久(あめく)隆さん(69)=読谷村=の父昭源さん(故人)はシムクガマに避難して助かったが、チビチリガマに避難した他の家族は全員が亡くなった。昭源さんは生前、沖縄戦の体験を家族に語ることはなく、天久さんは「一人残され、つらかったのだろう」とおもんばかる。今年は初めて子どもや孫たちも一緒に慰霊祭に参加した。「私も年を取ってきたので、この場所で起きたことを次の世代にも知ってもらいたい」と話した。【喜屋武真之介】
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