トクリュウ1万105人摘発 9割は実行役 警察庁、2024年まとめ

2025/04/03 10:06 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 事件ごとに実行役らが入れ替わる「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による事件で、警察は2024年に1万105人を摘発したことが3日、警察庁のまとめで判明した。通年のトクリュウの摘発人数を公表したのは初めて。

 9割に当たる9094人は末端の実行役だった。実行役を集める「リクルーター」や指示役らは1011人。警察庁は「犯罪の全体を計画する中核メンバーの摘発を目指す」としている。

 罪種別では、銀行口座の譲渡など犯罪収益移転防止法違反が最多の3293人で32・6%に上った。ほかは、詐欺2655人▽窃盗991人▽麻薬取締法違反などの薬物事犯917人▽犯罪収益の隠匿など組織犯罪処罰法違反380人▽強盗348人▽風営法違反292人――と続いた。

 全体の38・8%の3925人は、SNS(交流サイト)を通じた「闇バイト」に応募して犯罪に加担していた。

 闇バイトに応募した摘発人数の内訳は、犯罪収益移転防止法違反が53・9%の2114人で最多となり、詐欺が26・3%の1032人で続いた。それ以外は、窃盗311人▽組織犯罪処罰法違反157人▽薬物事犯127人▽強盗64人▽入管法違反19人――などだった。【山崎征克】

毎日新聞

社会

社会一覧>

注目の情報