シラス漁師が入れる「憩いの一杯」でにぎわい創出 武政勝久さん(静岡市駿河区用宗)、コーヒー…

2026/09/30 09:43 

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 静岡市駿河区用宗のシラス漁師武政勝久さん(53)が漁の合間に地元で営む焙煎(ばいせん)コーヒーの露店が、地域ににぎわいを創出している。自宅の庭に週1回店を構えるほか、一昨年から地域の朝市にも出店。「人の話を聞くのが好き。のんびりできる10分の時間を提供している」。シラス不漁の時期に心を支えた異色の“兼業”から生まれた憩いの場に、市内外から人が集まる。
 焼津市出身で、若い頃から海に出る傍ら20代後半からはバーを経営していた。結婚を機に36歳で店をやめ、シラス漁に専念するとともに用宗へ移住した。生活が昼型へ変わる中で味覚が変わり、苦手だったコーヒーの味が好きになったという。試しに自分で豆を焙煎しコーヒーを入れてみると「今までで一番おいしかった」。すぐにのめり込み、「いつもはフィッシャーマン」というユニークな屋号でイベント出店や焼いた豆の販売を始めた。
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