家族の介護や世話担う「ケアラー」…藤枝市が支援条例制定へ 静岡県内で初

2026/09/14 09:56 

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 藤枝市の北村正平市長は8日の市議会9月定例月議会一般質問で、家族の介護や世話を日常的に担う「ケアラー」を支援するため、市独自の条例制定に向けた作業に本格的に着手する方針を明らかにした。市によると、ケアラー支援条例の制定は静岡県内自治体で初めて。大石保幸氏(公明党)への答弁。子どもから高齢者のケアまで、全てのケアラーを地域全体で支える基盤づくりを前進させる。
 条例は市や市民、関係組織の役割を明確化し、ケアラーとその支援への社会的理解を深める意義がある。実効性を確保するため、当事者や関係機関からの意見聴取を通じて、実態や支援ニーズを詳細に把握する方針。先行自治体の制定後の効果や動向、課題を踏まえ検討を進める。
 北村市長は、多様な状況にあるケアラーが過度な負担により自身の健康や学業、就労、社会生活に影響を受けている現状について「家庭内で起きる問題であるため表面化しにくく、必要な支援につながらないまま孤立するという課題がある」との認識を示した。
 市議会は6月、国に対して全てのケアラーへの包括的支援と法整備を求める意見書を可決している。市はこれまで、ヤングケアラーを個人だけでなく家庭全体の問題として捉え、関係機関と連携した体制整備を進めてきた。
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