夕暮れ時の歩行者交通事故、9月から死傷者急増の傾向 静岡県警が過去10年分析 防止策は…

2026/09/08 11:30 

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 静岡県警が過去10年に県内で発生した夕暮れ時(午後4〜8時)の歩行者交通事故死傷者数を月別に分析したところ、最少の7月を過ぎた後、9月から12月にかけて急増する傾向があることが分かった。県警はドライバーに対して、9月の運転は午後4時からのヘッドライト点灯を、歩行者に対しては明るい服装や反射材を着用した外出を求めている。
 県警によると、2016〜25年に県内で発生した夕暮れ時の歩行者事故死傷者は計6338人(うち死者106人)。1月から7月にかけて減少傾向を示し、8月から増加に転じた。最大の12月(856人)は最少の7月(300人)の約2・8倍に達し、死傷者全体の約3割を占める高齢者も同様の傾向を示した。
 夕暮れ時は帰宅時間と重なり、そもそも歩行者事故が多い時間帯だ。県警の担当者は、秋から冬にかけて日没が早くなるにつれ、ドライバーが歩行者の存在に気付きにくくなるのが要因とみている。
 今年の県内は特に歩行者事故が多い。1〜8月に1060件(速報値、前年同期比96件増)発生し、死者は20人(5人増)とともに増加している。歩行者の安全が確保されるべき横断歩道上の事故が歩行者事故全体の約4割を占めており、県警は「異常事態だ」(担当者)と警戒を強めている。「ドライバーと歩行者がお互いにピカピカ光って事故を防いでいこう」と呼びかけている。
静岡新聞

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