“昇進諦める女性社員”の現実に危機感 課題可視化→「フェムテック」活用へ、ヤマハが生理休暇…

2026/08/31 10:10 

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 月経など女性特有の健康課題への理解を促進し、企業の働きやすい職場環境を整備する静岡県の支援事業が3年目を迎えた。参加企業の従業員に対して意識調査を実施し、課題を可視化。健康課題解決のための製品やサービス「フェムテック」の活用につなげている。担当者は「事業を受けて、社内制度の見直しをする企業もある。少しずつ成果は出ているはず」と手応えを口にする。
 ヤマハ(浜松市中央区)は現場で活躍する女性が増えたことで、月経・更年期などの健康課題が顕在化するようになり、解決を図ろうと同事業に昨年度参加した。もともと生理休暇はあったが、事業の参加を機に今年4月から、fluctuation(体調変化)とfemale(女性)の意味を持つ「エフ休暇」と名称を変更。月経期だけでなく、月経前に表れる心と体の不調「月経前症候群(PMS)」など対象の期間を拡大した。
 人事部の藤原舞主幹は「意識調査で昇進を諦めたり、退職を考えたりする女性社員が思っている以上に多く驚いた。絶対に会社として施策を進めなくてはいけないと確信した」と振り返る。同社ではこのほか、月経や更年期障害に対するオンライン診療と薬の郵送を支援するサービスを試験的に導入するなど社内制度を見直している最中だ。
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