川根高が学科改編「普通科→共創科」へ 「探究特化」の新カリキュラムに 静岡県教委計画

2026/07/09 09:10 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 静岡県教委は2027年度、川根高の普通科を「共創科」に改編し、探究活動を軸にした教育を展開する。国の普通科改革で、普通教育の枠組みの中で特色ある教育を行う「地域社会に関する学科」区分に、県内公立高で初めて該当する。2日の県教委定例会で説明した。
 新学科は地域との連携協力体制を前提に、生徒が個々の関心に基づいて課題を見いだし、解決に向けて仲間と学びを掘り下げていくようカリキュラムを整える。「川根留学制度」を利用する生徒数は全校の約半数を占め、出身地や不登校経験など背景は多様で、学力層も幅広い。新カリキュラムは個別最適な学びの充実も狙い、大学進学希望者には探究の成果を総合型・学校推薦型選抜につなげるよう指導を行う。
 25年度策定の「県立高校の在り方にかかるグランドデザイン(志榛地区)」を踏まえた対応。地域社会に関する学科は国が普通科の弾力化に向けて高校設置基準を改正した「新しい普通科」の一区分。「学際領域学科」などとともに22年度から設置が可能になった。
 定例会ではほかに、島田工業高の情報電子科を閉科し、情報技術や電子制御などは機械科の科目で継承することも報告した。
静岡新聞

静岡ニュース

静岡ニュース一覧>

注目の情報