静岡産「野生酵母」で新たなビール開発 静岡大と三重の醸造所が共同研究 家康ゆかりの地で花か…

2026/07/02 10:03 

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 静岡大の学部横断研究組織「発酵とサステナブルな地域社会研究所」(所長・大原志麻人文社会科学部教授)が三重県伊勢市のクラフトビール醸造所との共同研究の一環で、徳川家康ゆかりの地の花から採取した静岡市産野生酵母を使った新たなクラフトビールを完成させた。野生酵母の実用化例はまだ少ないとされる中、複数の酵母を組み合わせる手法で商品化した。同研究所はこれまでも発酵を軸にした地域活性化策を進めていて、県外醸造所との連携で野生酵母の活用促進を目指す。
 野生の花酵母は、発酵の過程で花の香り成分を作り出す性質があり、ビールに独自の個性を与えるという。今回の野生酵母は、家康が新茶を保存したとされる静岡市葵区井川の茶つぼ屋敷周辺のツツジから採取。フルーティーな香り、スパイシーな香り、青みのある香りなどと特徴が異なる3種の野生酵母を組み合わせ、バナナや洋ナシを思わせる華やかな香りを引き出した。
 
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